最大構成で148万円オーバー、最小でも55万8800円の「iMac Pro」!
アップルは「これまでで最も強力」と胸を張る、
最大18コアXEON搭載のデスクトップMac「iMac Pro」の販売を12月14日に開始しました。
当初12月4日の予定でしたが、ようやく販売開始。
公開された国内価格は税別55万8800円から。
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「iMac Pro」の特徴
「iMac Pro」のカラーは「スペースグレイ」を採用しています。
本体だけではなく、Magic Keyboard、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2もスペースグレイ!これはカッコイイ!
通常モデルのiMacにはないカラーで、iMac Proのカラーは「スペースグレイ」のみです。
CPUは「Intel Xeon」プロセッサ
iMac Proには通常モデルのiMacに採用されているクアッドコアの「Core i7」よりもはるかに高性能。
Intelのワークステーション向けのCPUプロセッサで、ハイエンドマシンに搭載されることが多いCPUです。
「Xeon-W 3.2GHz 8コア・Xeon-W 3.0Ghz 10コア・Xeon-W 2.5GHz 14コア・Xeon-W 2.3GHz 18コア」
8コア、10コア、14コア、18コアから選ぶことができるiMac ProのXeonプロセッサ。
iMac Proでは専用のカスタムモデルが採用されるのではないかと言われており、
LGA2066ソケットを採用しているコードネーム「Skylake-W」と名付けられたプロセッサを搭載しています。
シングルコアの性能は通常版のiMacの「Core i7」と同等レベルの性能ですが、
コア数が多いのでマルチコアの性能は大幅に向上しているのがわかります。
GPUは「AMD Radeon Pro Vega」
iMac Proは「AMD Radeon Pro Vega」というグラフィックカードが搭載しています。
VegaはGPUのパッケージ内にVRAMの代わりとなるHBM2メモリを搭載している。
最大400GB/sでデータ転送が可能となり、より多くの処理をすることができる優秀なGPU。
RAMは「32GB DDR4 ECC」メモリ
「iMac Pro」のRAMには「2,666MHz DDR4 ECC」メモリーを搭載しています。
通常モデルのiMacも2017年モデルで「2,400MHz DDR4」のRAMを採用しましたが、
「iMac Pro」はさらに上を行く「2,666MHz DDR4 ECC」メモリーを採用。
このECCメモリーはエラーを検出し正しい値に訂正することができます。
メモリーモジュールでサーバー用途のパソコンで採用されています。
「iMac Pro」でECCメモリを採用したことでサーバーとしての利用も可能でしょう。
メモリーは64GBと・28GBと増設可能ですがもユーザー個人での交換は不可能となっています。
SSDストレージは「最大4TB、3GB/sの高速スループット」
「iMac Pro」は最大3GB/sの読み書きが可能な高性能な高性能なSSDストレージを採用。
「4K動画」などの大きなデータもサクサク読み書きすることができるようになります。
ちなみに、通常モデルの「iMac」のSSDストレージは2GB/sのスループットとなっています。
スピーカーは強化された「ステレオスピーカー」
最近Beats Musicを買収したApple。
その影響かスピーカーの音質にこだわっています。
「iMac 」5Kのスピーカーはもともと音質は良く個人的にもかなり満足できるレベルでしたが、
「iMac Pro」のスピーカーはウーファーとツイーターの2ウェイ構造になっており、音質がさらに良くなっています。
UHS‑IIに対応の「SDカードスロット」
高速転送ができるUHS‑IIに対応した「SDカードスロット」を搭載。
UHS‑IIに対応したカードリーダーを使うことで超高速でデータを読む込むことができます。
また専用のカードリーダーなしで「iMac」のデータを読み込むことができます。
「iMac Pro」にはARMベースのコプロセッサ「T2チップ」が搭載されるようです。
「Touch Bar」を搭載している「MacBook Pro」に「T1チップ」が搭載されており、
「Touch Bar」や「指紋認証」のTouch IDのセキュアな部分を動作させています。
その後継チップとも言える「T2チップ」はさらに安全なものになっており、
「ファームウェアパスワードプロテクション」という機能により「HDD」「DVD」「USB」といった外部メディアに、
パスワードなしでアクセスすることができなくすることができるようです。
今のところ「Touch ID」が搭載されるという情報はありません。
来年「Touch ID」付きの「Magic Keyboard」が発売される可能性に期待したいところですね。
「iMac Pro」の欠点
本体の裏には、「Thunderbolt 3×4」「USB 3.0×4」「SDXC(UHS-II)対応カードスロット」
「マイク×4、ヘッドフォン」出力端子を搭載。
でもこれが使ってみると判りますが、スゲー使いにくいのです。
前面や横に付いていれば端子の差し込みもしやすいのですが、
いちいち裏側をのぞき込んで刺さなければならない。
ここは改善してほしかったところです。
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最後に
Appleが2017年12月14日に「iMac Pro」の発売を開始しました。
デザインは今までと同じiMacですが、カラーが「スペースグレイ」のみとなります。
外見がカッコイイのでそれだけでも購買欲を掻き立ててしてくれますよね。
高性能なCPUプロセッサとGPUを搭載したまさにプロの名に相応しいモデルとなっています。
かなり高額価格ですがデザインや動画編集を仕事をしている方はかなり気になるモデルになるのではないでしょうか。
なお「8コア」と「10コア」モデルから「14コア」「18コア」の上位モデルへカスタマイズできるようになりました。
ただし「14コア」と「18コア」を選択すると出荷日が6〜8週間と遅くなってしまうので、
手に入るのは2018年年明けになってしまうでしょう。
それにしても「18コア」って凄まじい性能になりそうです。
ちなみに「18コアCPU」「128GBのRAM」「4TBのストレージ」「Radeon Pro Vega 64のGPU」の
最強カスタマイズをするとお値段は「1,460,800円(税込:157万円)」となります!
素人の爺ちゃんにはこんな高性能マシンを活かすことできません。
それよりも「ゴミ箱」の愛称で呼ばれる次世代の「Mac Pro」は出ないのでしょうか?
ps:噂では新しい「Mac Pro」の開発は始まっていて「2019年頃に発売予定」?
そちらの方が気になって仕方がない爺ちゃんです。
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