初優勝の栃ノ心！喜びの第一声が「信じられない」でした！

大相撲初場所は１４日目の２７日「栃ノ心」が１３勝１敗で初優勝を決めました。

取組後のインタビューでの第一声は「うれしいです。信じられないです。」でした。

「自分の相撲を取ることだけを考えていたので良かったです。優勝できてうれしいです。」

「いつか優勝したいと思っていたけど、今場所こんな日が来るなんて信じられないですね」

と喜びを語りました。

先場所の日馬富士の暴行問題から始まり。

今場所は白鵬・稀勢の里の2横綱の休場。

相撲人気が落ちる中、今日の「栃ノ心」の優勝はちょっと明るい話題でしたね。

栃ノ心剛史（とちのしん つよし）

ジョージア・ムツヘタ出身　1987年10月13日生まれ。
本名はレヴァニ・ゴルガゼ。
愛称は「レヴァニ」角界の自称「ニコラス・ケイジ」。
春日野部屋所属の現役大相撲力士。（
身長192cm、体重177kg。
得意技は右四つ、寄り、上手投げ。
最高位は西関脇。

略歴

2006年3月場所 – 初土俵
2006年7月場所 – 序二段昇進
2006年11月場所 – 三段目昇進
2007年1月場所 – 幕下昇進
2008年1月場所 – 十両昇進、十両初優勝
2008年5月場所 – 新入幕
2009年11月場所 – 初三賞
2010年7月場所 – 新三役、新小結
2013年9月場所 – 十両陥落
2014年1月場所 – 幕下陥落
2014年3月場所 – 幕下優勝
2014年5月場所 – 幕下優勝（2回目、連覇）
2014年7月場所 – 返り十両、十両優勝（2回目）
2014年9月場所 – 十両優勝（3回目、全勝）（幕下から四連続優勝）
2014年11月場所 – 返り入幕
2015年3月場所 – 初金星
2016年7月場所 – 新関脇
2018年1月場所 – 幕内初優勝

「栃ノ心」の出身地はジョージアです。

歯科医師免許を持っているインテリ力士だったことが判明！

若いころは柔道一筋。

実力は一級品でヨーロッパ王者になったこともあります。

2006年3月に初土俵を踏んでから、順調に出世している栃ノ心ですが。

2013年に右膝前十字靱帯損傷、右膝内側側副靱帯損傷で幕下へ陥落。

この時引退も考えたそうです。

そんな「栃ノ心」ですが今場所、春日野部屋では46年ぶり、

平幕力士では6年ぶりに「幕内最高優勝」を決めました！

そんな、絶好調の「栃ノ心」は2015年6月に結婚しています。

結婚お相手は、同郷で幼馴染の「ニノ」さんという女性です。

非常に綺麗な「ニノ」さんですが、ジョージアでMRI技師として働いていたそうです。

栃ノ心の実家の近所に住んでいて幼少の頃から知り合いだったようです。

高校も同じでしたが、交際に発展したのは「栃ノ心」が相撲界へ入ってからです。

遠距離恋愛が続いていたお二人ですが、2015年6月に見事ゴールイン。

栃ノ心は、「これからは奥さんのためにも頑張って、気合入れて稽古したい」

と結婚したことでさらに相撲へ専念することができたのでしょう。

「ニノ」さんと結婚してからも「栃ノ心」は順調に勝ち星を増やし、

今回「優勝」という快挙を成し遂げました！

この快挙も「ニノ」さんのサポートがあったおかげでしょうね。

また、ふたりの間には、2017年11月8日に第1子の女の子が誕生しています！

長女のお名前は「アナスタシア」ちゃんと言ってとても可愛いです。

今は一緒に住んでいませんので、テレビ電話で毎日お喋りしているそうです。

早く一緒に生活できるといいですね。

最後に

初土俵から１２年。

異国の相撲界に飛び込んできた「栃ノ心」。

言葉や習慣も違う、ましてや日本の国技である相撲界は特殊な作法や習慣があります。

その中での優勝は並大抵な練習や努力ではなかったと思います。

最近何かと問題がある相撲界は、「栃ノ心」を見習ってほしいものです。

相撲とは何であるのか？

力士も役員も「初心」に帰って「一から」やり直して欲しいと思います。