「Kawasaki Z2」は何故今でも人気があるのか?45年も前のバイクなのに!

皆さんはKawasaki Z2というバイクをご存知でしょうか?

45年も前にZ1(900cc)の国内向けに登場したのがZ2(750cc)です。

当時750ccではホンダCB750が全盛期でした。

それに対抗して世に出したのがKawasaki Z2です。

砲弾型の流れるタンク。

黒く塗られたエンジン。

そのエンジンから出る迫力ある4本マフラー。

一目見て欲しくなり限定解除に挑戦。

当時は試験場でしか取ることができませんでした。

第一次暴走族ブームで、

平均受験回数は10

それだけ難しかったのです。

運よく私は三回で合格。

そして私が手に入れたのは74年式のタイガーカラーの「Z2」。

確か新車価格は(449000)だったと記憶しています。

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当時高校2年だった私ですが。

Z2のローンを払うために新聞配達をしてました。

ガソリンも自分で払っていたので親には一円も出してもらってません。

高校は京都の洛南という進学高でしたので、

「3ない」校則は厳しかったです。

もちろん学校に内緒で免許もバイクも買ったのですが。

担任の先生が家の近所だったのでバレていましたが。(^^

このZ2」を手に入れたことが私にとって、人生における転機であったように思います。

たかがオートバイという人もいるでしょうが、

このZ2」は私にとっては何モノにも変えがたい

かけがえのない存在になりました。

KAWASAKI 750RSZ2
エンジン Z2E型型 746cm3
空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒
内径x行程 / 圧縮比 64mm x 58mm / 9.01
最高出力 69ps/9,000rpm
最大トルク 5.9kg-m/8,500rpm

それまでは自転車で隣町までが行動範囲でしたが、

Z2に乗り始めたら東は静岡・北は富山・西は広島と行動範囲は広がり。

今まで見たことのない「風景」「厳しい自然」「暖かい人たち」に出会いました。

この経験が私の人間形成の糧になった事は大きかったです。

そして1980年代から90年代にかけて漫画に登場してその人気を不動のもとしました。

古くは750ライダー」から始まって「バリバリ伝説」「キリン」など、名作が輩出され。

特に『あいつとララバイ』は他のバイク漫画と一線を画す大きな特徴がありました。

『あいつとララバイ』だけはZ2」好きの少年の物語だったからです。

主人公の「菱木研二」が乗っていたのがKawasaki Z2

ポジションの低いセパレートハンドル(セパハン)と直管タイプの集合マフラー。

このいでたちは当時のライダーの心をつかみました。

そんな漫画などの影響の他に、

GTOの影響も見逃す事はできませんよね。

鬼塚の乗るZに憧れた私です。

今でも「特攻の拓」は全巻揃って残っています。

最後に

今月25日のモーターショーでZ900RSがお目見えしますが。

爺ちゃんはやはり昔のZが好きです。

Z人気は何時まで続くのか解りませんが。

玉数は減る一方ですので劇的に安くはならないと思うのです。

45年も前のバイクなのに・・・・・・。

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