樹木希林さんが残した『最後のメッセージ』に涙!

2018年9月15日に75歳で亡くなった「樹木希林」さん。

彼女の飾らないまっすぐな性格が多くの人に愛されていました。

そんな樹木希林さんから『地球の人たちへの最後のメッセージ』が届きました。

昨日10月29日、宝島社は生前の樹木さんの写真を使い、朝日新聞と読売新聞の全国版に企業広告を同時掲。

本文には、樹木さんが生前に残した死生観や人生観、恋愛観、

仕事観についての言葉をもとにした『地球の人たちへのメッセージ』がつづられています。

広告には樹木さんの遺族から借りた2枚の写真を使用。

朝日新聞版には、夫の内田裕也さん、長女の内田也哉子さんと夫の本木雅弘さん、

3人の孫に囲まれた樹木さんが写っています。

「絆というものを、あまり信用しないの。期待しすぎると、お互い苦しくなっちゃうから」

「病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ」と、

生前に樹木さんがインタビューなどで語った印象的な言葉が並ぶ。

最後は「あとは、じぶんで考えてよ。」で締めくくられる。

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「あとは、じぶんで考えてよ。」

「あとは、じぶんで考えてよ。」(朝日新聞から転記)

絆というものを、あまり信用しないの。期待しすぎると、お互い苦しくなっちゃうから。

だいたい他人様から良く思われても、他人様はなんにもしてくれないし(笑)。

迷ったら、自分にとって楽なほうに、道を変えればいいんじゃないかしら。

演技をやるために役者を生きているんじゃなくて、人間をやるために生きているんです。

代表作?ないのよ。助演どころか、チョイ役チョイ役って渡り歩く、チョイ演女優なの。

自分は社会でなにができるか、と適性をさぐる謙虚さが、女性を綺麗にしていくと思います。

楽しむのではなくて、面白がることよ。中に入って面白がるの。

面白がらなきゃやってけないもの、この世の中。

老人の跋扈(ばっこ)が、いちばん世の中を悪くすると思います。

病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ。

死に向けて行う作業は、おわびですね。謝るのはお金がかからないから、ケチな私にピッタリなのよ。

謝っちゃったら、すっきりするしね。

“言わなくていいこと”は、ないと思う。やっぱり言ったほうがいいのよ。

こちら希林館です。留守電とFAXだけです。なお過去の映像等の二次使用はどうぞ使ってください。

出演オファーはFAXでお願いします。

このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間として現れるかもしれない。

えっ、わたしの話で救われる人がいる?それは依存症というものよ。

「サヨナラ、地球さん。」

「サヨナラ、地球さん。」(読売新聞から転記)

靴下でもシャツでも、最後は掃除道具として、最後まで使い切る。

人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるんじゃないかしら。

そういう意味で、がんになって死ぬのがいちばん幸せなのよ。用意ができる。

片付けして、その準備ができるのは最高だと思うの。

ひょっとしたら、この人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう?

そうやって考えると、がんは面白いのよ。

いまの世の中って、ひとつ問題が起きると、みんなで徹底的にやっつけるじゃない。

だから怖いの。自分が当事者になることなんて、だれも考えていないんでしょうね。

日本には「水に流す」という言葉があるけど、桜の花は「水に流す」といったことを表しているなと思うの。

何もなかったように散って、また春が来ると咲き誇る。

桜が毎年咲き誇るうちに、「水に流す」という考えかたを、もう一度日本人は見直すべきなんじゃないかしら。

それでは、みなさん、わたしは水に流されていなくなります。

今まで、好きにさせてくれてありがとう。樹木希林、おしまい。

宝島社は2016年にも樹木さん出演の企業広告「死ぬときぐらい好きにさせてよ」を掲載。

人生観を表現したこの広告は読売広告大賞に輝き話題になりました。

宝島社は今回の広告に込めた意図について、

「どう生きるか、どう死ぬかについて、あらためて深く考えるきっかけになれば幸いです」

とコメントしています。

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2012年に全身をがんでおかされたことを明かし、リハビリを続けながら女優として活躍し続けた樹木さん。

そんな苦しい状況でも「ガンになって死ぬのがいちばん幸せなのよ」

「ガンは面白いのよ」といい、人前では何時も前向きな姿を見せていました。

今年放映さえた「万引き家族」「あん」でも本当にガンなのか?と思わせる熱演ぶり。

その樹木さんの急逝に憔悴し、すぐにコメントを発表をすることができなかった内田裕也さん。

17日の家族葬の時に内田さんが『HOW ABOUT NO?(あり得ない)』と書かれたバッチを胸に着けていたのが印象的でした。

「裕也さんらしい!」希林さんへの愛の形なのでしょう。

そんな内田さんがが樹木さんを悼んだコメントがこちらです。

最期は穏やかで綺麗(きれい)な顔でした。

啓子 今までありがとう。

人を助け 人のために祈り 人に尽くしてきたので 天国に召されると思う。

おつかれ様。安らかに眠ってください。

見事な女性でした。

内田裕也

平成30年9月20日

樹木さんのこの『最後のメッセージ』は、私たち多くの人に大切なことを教えてくれるのではないでしょうか。

樹木希林さん「お疲れ様」そして「ありがとう」

安らかにお休みください。

 

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