韓国ドラマ『雪の女王』の あらすじやキャスト！そのラブストーリーの感想！

『雪の女王』は、2006年に韓国KBSで放送されたテレビドラマです。

アンデルセンの童話『雪の女王』をモチーフにした悲しくも美しいラブストーリー。

脚本が「キム・ウニ＆ユン・ウンギョン」演出は「イ ･ ヒョンミン」。

「イ ･ ヒョンミン」で思い出すのが最近日本でも話題となった『ごめん、愛してる』ですよね。

『ごめん、愛してる』を演出した「イ・ヒョンミン」と、

『冬のソナタ』を書いた脚本家の「キム・ウンヒ＆ユン・ウンギョン」が意気投合して制作されたのが『雪の女王』。

主演の「ヒョンビン」の代表作は『私の名前はキム ･ サムスン』です。

その「ヒョンビン」と、人気アイドルグループ出身の「ソン ･ ユリ」が出演しており、日本でも大人気になりました。

自殺した友人の死を自分のせいだと責め、優れた数学の才能がありながら、世を捨てボクサーとして暮らす青年「ハン･ドック」。

その「ハン･ドック」と、病に侵され自暴自棄にふるまうヒロイン「キム・ボラ」が出会い、互いの心の傷を癒していくストーリー。

■あらすじ

数学のエリートが集まる科学高校に通う「ハン・テウン」は、

ある日図書館で童話『雪の女王』をめぐり言い争っている少女「キム・ボラ」と出会う。

そんな矢先、世界数学オリンピックで優勝できなかった親友「キム・ジョンギュ」を事故で亡くす。

親友「キム・ジョンギュ」の死は自分のせいだと、責任を感じたテウンは高校を中退。

ボラとの『もう一度会おう』という約束を果たさぬまま姿を消してしまう。

それから8年後・・・

テウンは「ハン・ドック」と名前を変え、無名のボクシングジムでひっそりと暮らしていた。

そんなある日、病院の廊下で自殺を図ろうとしていた大学生の「キム・ボラ」と再会する…。

■キャスト

「ハン･テウン」（ヒョンビン）
韓国科学高校に通う学生。優れた数学の才能を持っている「数学の天才」。

「ハン･ドック 」（ヒョンビン）
「ジョンギュ」の死は自分の責任と責め、「テウン」という名前を捨て、ボクシングジムに居候しながら生活をしている。

「キム･ボラ」 （ソン・ユリ）
デウォングループの会長令嬢。　重症筋無力症を患い、誰にも心を開かない。

「ソ･ゴヌ 」（イム・ジュファン）
「ボラ」が通院している病院の医師。「ボラ」の見合い相手でもある。

「イ・スンリ 」（ユ・イニョン）
「ドック」がいるボクシングジムの館長の娘。「ドック」に対して一途に思いを寄せている。

「チン・テヒョン」（チェ・チュンシク）
「ドック」の友人、デウォングループのデパート勤務。

「キム・ジャンス」（チョン・ホジン）
「ボラ」の父、デウォングループ会長役。

「パク・ヨンオク」（コ・ドゥシム）
「テウン」の母親役。

「イ・ドンスル」（キム・ウンス）
「スンリ」の父、ボクシングジム館長役。

「スンジャ」（チャン・ジョンヒ）
「ボラ」家の家政婦役。

「パク・ドゥンナム」（チョン・ジアン）
「スンジャ」の娘役。飼い犬の名前はベック。

「キム・ジョンギュ」（イ・ソンホ）
「テウン」の親友。自殺したIQ180の同級生役。

「ホン・ジヘ」（イ・ソユン）
「テウン」の同級生、インターン役。

「アン・サンホ」（キム・ハクチン）
「テウン」の同級生、寮のルームメイト役。

「チョン教授」（キム・ボルレ）
マンガ好きの大学の数学教授役。

■美しい風景

ドラマの冒頭の「テウン」が広大な雪原を犬ぞりで走る姿は、ニュージーランドで撮影されました。

ヘリコプターから雄大な自然を捉えたこのシーンには、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフが撮影に参加しています。

このスタッフは韓国映画『南極日誌』も手がけています。

「テウン」の心の情景を表す、凍てつくような自然の情景は韓国とニュージランドのコラボあっての努力の結晶と言えるでしょう。

■美しくて切ない主題歌

映画やドラマでは主題歌や挿入歌はイメージが変わるほど大事なものです。

『雪の女王』の主題歌も綺麗な歌声で、このドラマに欠かせないものになっています。

この歌を歌っているのは「ラブホリック」というグループです。

女性ボーカルと男性のギターとベースの3人組で、他にはペヨンジュン主演の「4月の雪」楽曲製作もおこないました。

「ラブホリック」は韓国の有名な音楽プロデューサー「イ・ジェハク」と「カン・ヒョンミン」によって結成されました。

後にインターネットでボーカルを公募し、600倍の倍率の中から選ばれたのが「ファン・ジソン」です。

女性ボーカルの「ファン・ジソン」が加わってからモダンロックな楽曲を中心に多くの作品を生み出しました。

ちなみに”ラブホリック”とは「愛＝ラブ」と「中毒＝ホリック」を合わせた造語です。

ポップミュージックのほとんどが「愛」について歌われていることから、アーティストとして原点に帰る意味でつけたそうです。

最後に

放映されてから11年も経つ『雪の女王』。

今でもファンの心を離さない秘密は何処にあるのでしょうか？

ハッピーエンドで終わる事が多い韓国ドラマの中で、ハッピーで終わらない『雪の女王』。

『ごめん、愛してる』ほどではないですが、涙なしでは観れない作品になっています。

今「Hulu」で最終話まで一挙に見ることができます。

このお正月に是非見てください。

ps:『ごめん、愛してる』『冬のソナタ』も現在「Hulu」で観ることができます。

また最終話までの保存版が欲しい方は楽天で手に入れてください。