米津玄師が10月10日、ニューアルバム『BOOTLEG』をリリース。
新曲「灰色と青」(+菅田将暉)のミュージックビデオも公開。
幼少時代を共にした「幼馴染」が大人になりすれ違う日々の中で、
離れていても同じ思い出を思い浮かべる瞬間を描いたこの楽曲。
米津がこの「灰色と青」を制作する時、
「幼馴染」は「菅田将暉」以外には考えられなかったそうです。
米津が直接交渉に出向いたところ二人は意気投合。
そして今回夢のコラボが実現しました。
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「灰色と青」
歌:米津玄師・菅田将暉 | 作詞:米津玄師
作曲:米津玄師袖丈が覚束ない夏の終わり 明け方の電車に揺られて思い出した 懐かしいあの風景 たくさんの遠回りを繰り返して 同じような街並みがただ通り過ぎた 窓に僕が写ってる 君は今もあの頃みたいにいるのだろうか ひしゃげて曲がったあの自転車で走り回った 馬鹿ばかしい綱渡り 膝に滲んだ血 今はなんだかひどく虚しい どれだけ背丈が変わろうとも 変わらない何かがありますように くだらない面影に励まされ 今も歌う今も歌う今も歌う 忙しなく街を走るタクシーに 心から震えたあの瞬間に 君は今もあの頃みたいに居るのだろうか どれだけ無様に傷つこうとも 朝日が昇る前の欠けた月を 君もどこかで見ているかな 何故か訳もないのに胸が痛くて 滲む顔 霞む色 今更悲しいと叫ぶには あまりに全てが遅すぎたかな もう一度初めから歩けるなら すれ違うように君に会いたい どれだけ背丈が変わろうとも 朝日が昇る前の欠けた月を 君もどこかで見ているかな 何もないと笑える朝日がきて 始まりは青い色 |
「灰色と青」を聞いて爺ちゃんが勝手に解釈したのがこちら。
無邪気で純粋だった幼き頃の二人。
何時ごろから変わってしまったのか「俺」と「お前」。
懐かしい街並みを見るとふと思い出す。
「お前」も頑張っているのか?
どれだけ時間が経とうとも、
震えた瞬間があったじゃないか。
あの頃と変わらない何かがあると信じよう。
灰色の欠けた月(俺)は、
朝日のような青い色(お前)に励まされ。
今日も一日が始まっていく。
■菅田将暉 コメント 米津君から「どうしても菅田君とこういう曲がやりたい!」という凄い熱量のあるオファーを頂いて大変嬉しく思います。自分自身がやり残していた青春の燃え尽きや、いつの間にか失くしてしまった何かをこの曲の中で表現できたような心地良さがあります。 とても素敵な曲ですので、楽しんで聴いて頂けると幸いです。 ■米津玄師 コメント どうしてもやりたいと無理を言いました。この曲は菅田くんでなければ絶対に成立しないと思ったからです。自分と菅田くんの歌声を通して、この曲の奥にあるもの、なくしてしまったのか、または未だに持ち続けているのか、そういう青さを表現することができたと思います。
このMVは、米津、菅田とも同世代であり親交のある映像作家「山田健人」が監督をつとめました。
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最後に
彼が作る音楽は、
今の時代の持つありとあらゆる「ポジティブ」なもの、
「ネガティブ」なものを貪欲なまでに吸収して音で表現しています。
こう言う歌を作ったんですけど、
「12歳」の自分はどう思いますか?
と何時も「自問自答」して歌を作っているそうです。
今までのCDジャケットも自分で描いたイラストを使用。
そんな才能もある「米津玄師」ですが。
「LOSER」ではダンスも披露。
そんな才能まであるのか?
これからも目が離せない「米津玄師」です。
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