世界一高齢とされるイギリスの32歳の猫「ナツメグ」。
今月天国に旅立ちました。
英北東部タインサイドのブレイドンに暮らす
イアン・フィンレイさん(67歳)と妻リズさんは
「ナツメグ」があの世へ旅立ち悲しみに暮れています。
27年前の1990年、自宅庭にケガをした1匹の猫がいるのを見つけました。
その猫をイアンさんとリズさんは獣医に連れていきました。
歯の状態からみて少なくとも5歳にはなっているだろと思われるその猫を、
「ナツメグ」と名付けて飼うことに決めました。
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子供のいない夫婦はすでに「スパイス」という名の猫を1匹飼っていましたが、
この「スパイス」は2000年を少し過ぎた頃に他界してしまいます。
その後も「ナツメグ」は、長きにわたり老夫婦の家族の一員として暮らしてきました。
しかし2015年に心臓発作を起こして以来治療を受けており、
一時は体調が回復したものの、
今年の8月に呼吸困難を伴う病を患い心不全に陥ってしまいました。
ニューカッスルの獣医院に連れて行かれた「ナツメグ」はもはや手の施しようがなく、
イアンさんとリズさんは「ナツメグ」を安楽死させるという苦渋の決断を強いられます。
今月初旬、「ナツメグ」は推定32歳の生涯を閉じました。
猫の平均寿命は15歳と言われますが、
「ナツメグ」はその倍以上も生きました。
人間の年齢でいうならば100歳を軽く超えていたことになるという。
歯は3本しかなく、外に出るだけの体力がないほど高齢だった「ナツメグ」。
去年には31歳の誕生日ケーキの前でパチリ!
イアンさんとリズさんにとっては愛する息子のようだったに違いありません。
ご夫婦は現在も深い悲しみに包まれており、イアンさんはこのように心境を語っています。
「私たちはナツメグを猫としてではなく、私たち同様人間として一緒に暮らしてきました。
それがナツメグを長生きさせた秘訣だったのかも知れません。
私たちはナツメグをそれはもう可愛がってきました。
できればもう少し長く一緒にいたかったのですが、じゅうぶん愛されて長生きしたと思います。
特に妻になついていたことから、妻は心が引き裂かれたような思いをしています。
私もナツメグが旅立って以来、心に大きな穴があいたように感じています。
ナツメグの死後、予約してあった旅行に出かけましたが、
ナツメグを亡くした悲しみは到底癒えることはありませんでした。
ナツメグは私たちの心の中にずっと生き続けることでしょう。」
最後に
「ナツメグ」
長い間ご苦労様。
本当に頑張りましたね。
爺ちゃんちも8歳の愛犬「龍馬」がいます。
その前の愛犬「ムック」は15歳で天国へ行きました。
あれから9年も経つのにまだ「ムック」の事を思い出す事があります。
犬小屋があった場所に小さなお墓を作りました。
ここで何時も昼寝をしてたのを思い出します。
ご夫婦は27年も一緒に暮らしたのですから、
その悲しみは計り知れない物だと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
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