「はしだのりひこ」さん(フォーク歌手)が72歳で亡くなりました。
「帰ってきたヨッパライ」「悲しくてやりきれない」「花嫁」などのヒット曲を残しています。
私の青春時代そのもので「帰ってきたヨッパライ」を聞いた時は歌ってこんなに自由でいいんだとビックリしました。
今では絶対出てこないNG連発のこの歌ですが、
「はしだのりひこ」さんがグループ加入する前に出来ていたんです。
はしだ のりひこ(本名:端田 宣彦、1945年1月7日 – ) | 日本のシンガーソングライター、フォークシンガー。
京都府京都市生まれ。 同志社高等学校、同志社大学神学部。8年+休学で10年在籍、期間満了で退学。 身長163cm。愛称はのりちゃん。 |
筋肉が衰えていく病気との闘い
「はしだのりひこ」さんは筋肉が衰えていく病気を持つ身でした。
最後に私たちの前に出てこられたのは今年の『京都フォーク・デイズライブ』でした。
2017.04.23 に行われたKBS京都創立65周年記念『京都フォーク・デイズライブ』
メインパーソナリティーは、1967年に彗星のごとく現れて去っていった
『ザ・フォーク・クルセダーズ』の北山修(きたやまおさむ)さんです。
そして!そして!この日のスペシャルゲストの登場に会場は騒然となります。
車イスに乗ってステージに現れたのは、
何と!メジャーデビュー時のメンバーであった『はしだのりひこ』さんでした。
長い間難病と闘っていた『はしだのりひこ』さん。
でも、一生懸命にあの超名曲『風』を皆んなと一緒に歌ってくれたそうです。
か弱い声で歌う「はしだのりひこ」さんに会場の拍手が止みません。
夢のようなこのサプライズ出演。
三時間にもなるこのライブのラスト曲は出演者全員で歌う『あの素晴らしい愛をもう一度』。
最後に「はしだのりひこ」さんが「歌は筋肉で歌うもんだと気がついた」とのコメントがあったそうです。
この日、姿を見せてくれたのは、ご自分の最後を予感していたのではないのでしょうか?
「ファン」へ、また「歌」へ、最後の感謝と「ありがとう」のお別れの決意だった気がします。
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「はしだのりひこ」さんの軌跡
❶ドゥーディ・ランブラーズ「真っ赤なリボンとおさげのあの娘/戦いは一度でいい」
❷ザ・フォーク・クルセダーズ「帰って来たヨッパライ」
❸はしだのりひことシューベルツ「風」
❹はしだのりひことマーガレッツレコードの発表無し
❺はしだのりひことクライマックス「花嫁」
❻はしだのりひことエンドレス「嫁ぐ日」
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最後に
「はしだのりひこ」さんの最後になったKBS京都創立65周年記念『京都フォーク・デイズライブ』。
実は今年の始めにFM滋賀のチケット情報で知って、このライブに行こうと考えていました。
でも残念な事にバイクのツーリングと被っていたのです。
本当に残念でなりません。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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